【レザー講座】 STEP >> 09

楽しみ方多彩なブルゾン

ブルゾンとジャンパーの違い

ブルゾンとジャンパー、厳密に言えばどこが違うのでしょうか。 見た目はあまり変わらないので、その違いを明確に説明できる人は少ないでしょう。 特に大きな違いが見受けられないこの二つのアウター、あえてその違いを言うのなら、 それはファッション性があるかどうか、という点があげられます。 ジャンパーは機能性を重視したもので、 ブルゾンはジャンパーよりもファッション性を追求したものの事を言います。 たったそれだけの違い?と思うことでしょう。

そもそもジャンパーは英語読みで、ブルゾンはフランス語読みです。 つまり、元は同じものであり、 なんとなくおしゃれな印象のあるフランス語の方の「ブルゾン」をファッション性のあるジャンパーの名称として使われているようです。 これは日本人の独自な、そして曖昧な感性による違いです。

ブルゾンに合わせたファッション

秋や冬などの肌寒い季節になると活躍するのがアウターです。 コートを羽織るには暑いけれど、何か羽織らないと寒い…なんていう微妙な季節には、 おしゃれなレザーブルゾンやレザージャケットなどを着てみてはいかがでしょうか。 しかし、毎年同じようなコーディネートでファッションがマンネリ化してしまっていませんか。 ブルゾンはラフな印象を与えていることもありますが、 着こなしによってはおしゃれな着こなしをする事ができます。

ブルゾンをかっこ良く着こなしたいのなら、 スウェットとの組み合わせをしてみてはどうでしょうか。 フード付きのグレーのトレーナーの上にチャコールのブルゾンを合わせ、 きれいめなスラックスを履けば、ラフになり過ぎないカジュアルなスタイルにする事ができます。 ブルゾンはきれいめな衣装との相性が以外と良いです。 かっちりとした落ち着いた洋服は大人っぽくカッコ良いのですが、 行き過ぎたフォーマルは硬さやぎこちなさがあります。 大学や街中などでは浮いてしまいますよね。 若者にはすこし着崩したラフなファッションの方がおすすめです。 ファッション雑誌などでよく見かける「ハズす」ということはこのような事を言います。

若い男性は、このようにブルゾンを着こなして、 ファッションのマンネリ化を防いでみてはいかがでしょうか。