ニチワレリュームのこだわり ~私たちが考える良い革 No.1~

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革ジャンなどの革製品を買うなら、品質の良いものを選びたいですよね。
でも、革の良し悪しって何を基準にすれば良いのでしょう?


革の見た目や肌触りなど、判断基準がたくさんあって難しそう……。
良い革とは何なのか。どんなところを見れば分かるのか。
ご参考になるようご紹介します。

●見た目で分かる革の質
もともと動物の皮から出来た革製品。
そのためシワや毛穴など、人の肌にも見られる特徴が多くあります。
革の表面を近くで見ると、「シボ」と呼ばれるシワの凹凸が見られ、
これがいわゆる肌の“キメ”となります。
つまり、この凹凸=キメが細かいほどなめらかで肌触りの良い質感になっています。

とはいえ、キメが細かいものだけが良いというわけではありません。
ビンテージやアンティークタイプには、自然の凹凸やキメの荒さを活かしたり、
わざと人工的にシワを作って味わいにすることも。
独特の風合いを楽しみたい方にとっては、キメが荒いものが魅力的に感じるかもしれません。

~「一枚革」というものについて~
レザージャケットやコートには、
胴体部分に「ハギ」と呼ばれる“切り替え”が見られるものとそうでないものがあります。
鞄などの小物でも同様です。
そのなかでも、切り替えがなく一枚の革で作られている革製品が
いいものである・高級であるという意見が多く聞かれます。

確かに一枚革は高級ですが、革の良し悪しはそれだけでは決まりません。

例えば、前述のような革のキメ・凹凸が細かい革は、
生後半年以内の若くて体の小さな羊の皮を使うことが多くあります。
そのため一頭から取れる皮が小さく、どんなに良い素材だとしても切り替えは必須になってきます。
反対に大人になると一頭からとれる皮は大きくなりますが、
凹凸が荒く、肉厚で重い革になります。
キメの細かいなめらかな革をお探しの場合、
一枚革ではご希望の感触とは程遠い革だったなんてことも。

革の大きさは、質の良さと比例するとは限りません。
そのため、ジャケット生地の切り替えのあるなしで革の良し悪しを判断するよりも、
実際に近くで見て、触ってみるのがいいかもしれません。

でもニチワレリュームではwebなどでの販売が多く、
「通信販売じゃ触る事なんてできないじゃない」と思いますよね。
またニチワレリュームでは各デザインにあわせた革を使用しており、それぞれ肌触りも違います。
でも、ご安心ください。
ご購入前にスタッフにメールやお電話にてご質問くだされば、
革の種類や特徴などきちんとお答えさせていただきます。

 

革も、もともとは動物の皮膚。
人の肌でよく「キメの細かい肌」がいいと言われるのと同じように、
革製品でもキメの細かさが一つの判断基準となります。
ご希望のデザインや雰囲気によって“良い”の基準は異なりますが、
今回ご紹介した違いをご参考に、ご希望の革探しを楽しんでみてください。

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