ハイクラスのライダースジャケットを作ってみました。

先日のお昼どき、事務所近くの某大手お弁当屋さんの「のり弁60円引き」張り紙につられて入店。

さっそくのり弁を注文すると「かしこまりました350円になります。」と言われて「えっ?」

定価350円なので60円引きで290円のはずでは?と店員さんに尋ねると、「キャンペーンは11時からです。」と笑顔でご返答。

現在時刻を見ると10時50分。

結局その場で10分待つ勇気もなく、店員さんの笑顔にも負けて350円支払う。

けしてお弁当屋さんの文句ではございません。
10分前に入店した自分の間の悪さに笑ってしまったのと、店員さんの満面の笑みに何も言えなかったというお話しです。

店を出てのり弁袋をぶら下げながら、どの商売でも笑顔が大事だなと感じつつ、私達も店舗はもちろん顔の見えない電話注文でも笑顔を絶やさない様にしなければと再認識した次第です。

という事で今回は笑顔で新作商品をご紹介。

写真の商品はダブルの身頃に、衿をスタンド仕様にした今季の新作ライダースジャケット。

上質ラムのベジタブルスキン使いは、見た目ハードながらラム革特有の柔らかさと滑らかなさわり心地が秀逸な革ジャン。

なかでもこのライダースジャケットの特徴はファスナー。

あえて光沢の強いファスナーを使う事で、無骨なイメージの黒ライダースにメリハリがうまれ、若い方はもちろん大人でも楽しめるハイクラスな印象のライダースジャケットになりました。

実はこのファスナー、通常アパレルに使われるファスナー相場の8倍も高く、一度は使用をあきらめかけたのですが、工場側からこのファスナーを使用しないとこのライダースジャケットは意味がない。ファスナー代は工場持ちで構わないから、このままで生産させてほしいとなって、今回商品化が実現しました。

この工場、旧ニチワ時代から縫製はもちろん、製品管理もトップクラスで、名前は言えませんが10~20万円代でレザーを販売する国内外の有名ブランド商品も数多く縫製している工場。
故に縫製代などは他工場に比べてもその分割高。

その工場がファスナー代を持つからと言ってきたのも初めての出来事でした。

それだけ気合の入ったライダースジャケットですが、残念なことがひとつ。

予定枚数分のファスナー手配が難しいため、どうしても減産を余儀なくされそうな状況です。

ニチワレリュームではクオリティ維持の為に、元々一型の生産数は多くありませんが、今回紹介するライダースジャケットは特に少ない生産数での販売となります事をご了承くださいませ。

尚、サイズ展開はM~LLの3サイズを展開予定。販売時期がきましたら、ニチワレリュームのHPにて掲載します。

笑顔でブログを書いていたら、斜め向かいの席にいるTAJIと目が合いました。

どうしよう、PCに向かってニヤついている私をけげんそうな顔で見ている。

いつから見られていたのか?
多分、暑さにやられたのかと思われている。

仕方ない後で言い訳しよう。

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