レザー専門店ならではのキルティングレザージャケット

ここ最近革の手入れ方法などの質問が続いていましたが、今回は来期新作を少しだけご紹介。

とかいいながら、ちょい見せでスミマセン。

写真は来期のニュースタイル、イタリア製ラム革を使用したメンズのカバーオールレザージャケット

2月からスタートした企画の中でも、初めの方で提案されたスタイルだったのですが、試行錯誤を繰り返し過ぎたばかりにサンプルが上がったのが5月中旬と一番最後に。

それだけ時間をかけてこともあって、とてもクオリティの高いレザージャケットに仕上がりました。

イタリア鞣しのラム革の良さはもちろんですが、今回それ以上にこだわったのはディテール。

キルティングステッチのミシンの正確性、普段使いにもスーツの上からでも着用可能なサイズバランス、そしてなによりも裏地パイピングも含めた見えないところのディテールがとても秀逸。

今回縫製をしたのは、ニチワレリュームで一番縫製技術が高い提携工場B

以前当ブログでもニチワレリュームの提携工場については説明しましたが、(詳しくはこちら)どのサンプルをみても、いたるところにさすがと思わせる技術が満載。

とくに今回は、私たちが工場に求めた軽やかに着ることをテーマに何度も手直しを依頼したのですが、着心地をクリアしただけでなく、つい身頃を捲って周りの人に裏地を見せたくなってしまう。それだけ私達スタッフも、初めてお目に掛かる縫製を兼ね備えたレザージャケットが出来上がりました。

写真がちょい見せなのは、ほぼ完成はしているのですが、フロントポケットを本生産に向けて微調整中であること。またこだわった裏地も非公開なのは、裏地側の縫製強度のテストを現在行っているの途中であること。

そういう訳で、全容公開まではもう暫くお時間を下さい。

布帛では見ることがあるかも知れませんが、革の縫製としてはとても特徴的なので、カタログやニチワHPでも必ず公開していきます。

また今回カバーオールタイプのーレザージャケットですが、非常に雰囲気よく出来上がったので、スタッフの意見が全員一致で、Mから4Lまで5サイズ展開で生産する事も決定しました。

4L自体の数量は少ないですが、大きいサイズで軽めのカジュアルレザージャケットをお探しに方、是非、秋の発売に注目してみて下さい。

今後もレザーの専門店として、定番ライダースやムートン、レザーコートの広範囲まで、ちょいちょい新作をご紹介していきます。

革の手入れ等の質問もたくさん届いていますので、もちろんそちらの回答も書いていきますね。

今年4回目の韓国出張から帰ってきてはや一カ月。

早くも韓国の食事が恋しくなって来ました。

最近は家のプランターでエゴマの葉やサンチュを栽培したり、本格的に白菜キムチを漬けこんだ入り、すっかり韓国の味を求める体になってしまいました。

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