革のお手入れ

レザーダウンのお手入れと保管方法

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抜群の暖かさで冬に大活躍のレザーダウン
特に最近はとっても寒い日が続いていましたので、この冬はさらにヘビーユーズだった人も多いはず!よく使うからこそ、家に帰ってからのお手入れや正しい保管方法が大切になってきます。
今回は、そんなレザーダウンのお手入れ法と保管方法をご紹介します。
ダウンコート・ジャケットの形状ならではの注意点もあるので、参考にしてください。きれいな状態を保って、お気に入りのレザーダウンを長持ちさせてくださいね。

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革ジャンの汚れ事前対策

これまで、カビが生えてしまった時や雨に濡れた時など、革ジャンが汚れてしまうさまざまなシチュエーションでの対処法をご紹介してきましたが、今回はその汚れや雨などへの事前対策をご紹介します。革ジャンにとっても、経済的にも、一番良いのは汚れないこと。なるべく革ジャンが汚れてしまわないように、日ごろのお手入れをはじめ、きちんとケアしてくださいね。以前ご紹介した日常のお手入れのおさらいもしますので、参考にしてくださいね。

 

  • 革ジャンは何より日常的なお手入れを大切に

以前の記事でもお伝えしましたが、週に1回で良いので、革ジャンのふき取り・ブラッシングをしましょう。日ごろのお手入れをきちんとすれば、十分な汚れ対策になります。 お手入れは、目立った汚れがなくても必須です。革ジャンは洗濯ができないので不安に感じる人もいるかもしれませんが、普段のお手入れはこれだけで十分です。また、「革ジャンが少し乾燥してきたかな?」と思ったら、オイルやクリームを塗りましょう。

※一部オイルやクリームが使用できない革ジャンもあります。事前に確認をお願い致します。

 

  • 防水・はっ水スプレーを定期的に

雨、水分は革ジャンの敵です。シミや汚れなどの原因となってしまいます。雨の日に着るときは特に、革ジャン用の防水スプレーを使用しましょう。スプレーすることで逆にシミになってしまわないように、少し離してスプレーしてください。雨が降らなくても、湿気を吸い続けると革ジャンの汚れが目立ってきます。最低でも月に1回は防水スプレーをかけてあげましょう。使用頻度の高い革ジャンであれば半月に1回など、お手入れの頻度も増やしてください。また、水に濡れてしまったあとやクリーニング後などの革ジャンにも必須です。革ジャンの水分、また汚れ対策のためにも、しっかりと防水・はっ水のお手入れをしましょう。

※一部スプレーが使用できない革ジャンもあります。事前に確認をお願い致します。

革ジャンは、日常のお手入れや汚れ対策程度であれば、それほど多くの道具や手間も要りません。カビが生えてしまったり濡れてしまったりして、汚れが目立ってからお金や時間をかけて修理するよりも、普段から少しずつお手入れをして汚れ対策をし、きれいな状態をキープした方が経済的かつ、革ジャン自体にも負担が少ないですよね。革は肌です。デリケートな素材ですので、スキンケアをするように革ジャンも日常の手入れを心がけてください。

革ジャンのアイロンのかけ方

革ジャンを長く着ていると、どうしても気になってくるシワ。
以前のブログでも紹介したように、革ジャンのシワは基本的には着ているだけで徐々に伸びてはきますが、それでも効果には限界があります。やはりシワ取りにより効果的なのは、アイロンをかけること。

そこで今回は、オイルケアや、着ているだけではなかなか伸びてくれないシワ対策として、革ジャンのアイロンのかけ方をご紹介します。

温度や湿気に敏感な革ジャンですが、実は意外にもアイロンがけができます。
しかし、やはりデリケートな素材ですので注意点もいくつか。

革ジャンにダメージのない仕上がりにするために、参考にしてくださいね。

 

スチームアイロンや霧吹きの使用は厳禁!

革に水分は大敵です。これはアイロンでも同じこと。
同じアイロンでも、蒸気を出すスチームアイロンの使用や、霧吹きをしてからのアイロンがけはしないようにしましょう。革ジャンの変色や縮みの原因となってしまいますので、必ずドライアイロンを使用してください。

 

革ジャンに使用するのは“低温ドライアイロン”

水分に弱く、熱に敏感な革ジャンに使用するのは、低温のドライアイロンです。
アイロンをかける時は、直接革ジャンにあててしまうのはNG!
厚手の布を革ジャンの上にあて、その上からアイロンをかけましょう。

アイロンをすべらせるのではなく“押さえて”シワを伸ばす

普通のアイロンがけのように布の上をすべらせるのではなく、数秒ほど押し当てるというのが、革ジャンをアイロンがけする時の方法です。アイロンをすべらせると、革が伸びてしまうので注意しましょう。
ただし、アイロンを強く・長く押しつけすぎると、革ジャンの表面が熱で溶けてしまうことがあるので注意が必要です。はじめはアイロンを押し当てる時間を短くして、徐々に時間を伸ばしていくなど様子を見ながら実施しましょう。革ジャンによっては、アイロンが使用できないもの(起毛革など)もありますので、使用する前に確認をしましょう。

また、アイロンを当てた部分が温度変化により変色してしまう革ジャンもあります。革ジャンの目立たないところで一度試してから、全体にかけましょう。

ただし無理をしてお手入れをするのは禁物です。
せっかくお手入れをするのに、逆に革ジャンを傷めてしまっては苦労が台無し……。
ご自分のお手入れに自信がない方、不安な方、または試したけどシワが深すぎて取れなかった方は、革ジャンを購入したショップやクリーニング店などに問合せてみてください。

革ジャンのシワの取り方

たたみ跡や着用のクセなどで出来てしまう、革ジャンのシワ。
シワは経年変化の一つですので、革ジャンの“味”として楽しむこともできますが
位置や形によっては少し気になるという方もいらっしゃると思います。
今回は、手軽に出来るシワの伸ばし方をご紹介します。

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革ジャンが破れてしまったら

手すりやフェンスなどに引っ掛けたりして、
革ジャンが破けてしまうことがあります。
大きく破れてしまったときは修理に出すことをおすすめしますが、
修理に出すのも高くつくし、少しの破れなら出来れば自分で修理したい……
という人もいらっしゃるかと思います。

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起毛革のお手入れと保管方法

フェミニンで可愛らしく着こなすことができ、女性に人気のムートンコートやブーツなどによく使用される起毛革。ふわふわとした肌触りや柔らかな着心地が特徴で、着ていてとてもあたたかく、気持ちが良いですよね。そんな大人気の起毛革ですが、着ていると起毛の毛が寝てしまったり、汚れに弱かったりと、柔らかい素材なだけにこまめなお手入れが必要です。ただし、他のレザー製品のお手入れとは、使用する道具が少し違います。今回は、起毛革製品の柔らかさやふわふわの肌触りを維持できるように、お手入れ方法や保管方法をご紹介します。

 

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