手すりやフェンスなどに引っ掛けたりして、
革ジャンが破けてしまうことがあります。
大きく破れてしまったときは修理に出すことをおすすめしますが、
修理に出すのも高くつくし、少しの破れなら出来れば自分で修理したい……
という人もいらっしゃるかと思います。
修理をする際には、革の交換や当て革、
ミシンがけなどさまざまな方法がありますが、
今回は自宅でもできる簡単な修理法をご紹介します。
●破れた革ジャンを修理 用意するものは当て布と皮革接着剤
革ジャンが破れてしまった箇所の裏に当て布を敷いて、
皮革用の接着剤を使ってくっつけます。
出来の違いはあるかもしれませんが、
やり方は修理店に頼んだ時と大きな違いはありません。
注意することとしては、接着剤がはみ出してしまわないよう、
量やくっつける力加減などは気を付けましょう。
せっかく修理ができても、接着剤のシミができてしまっては勿体ないです。
●接着後はカラー補修を忘れずに
ただ接着しただけでは破れた部分に隙間があるので、まだ少し目立ちます。
革染料を使って、カラー補修をしましょう。
染料が隙間を埋めて周りの色と馴染んで、
特に破れが小さい場合はシワだと思う程度になり、ほとんど目立たなくなります。
革ジャンが破れてしまうことはそれほど珍しいことではなく、
革ジャンを着古している人ほど、近くで見ると補修のあとや傷のあるものを着ています。
多少の補修跡であれば、それがいい味になり
魅力の一つだと感じるレザーファンの方も多くいらっしゃいます。