最近は月・金のルーティーンで更新してきましたが、前日の月曜が祝日でしたので一週間ぶりの更新です。
先日リピーターのお客様からのご相談で、「ニチワさんの商品ではないけど、2年前に購入した合皮レザーライダースの表面の合皮が剥がれてしまい、中の生地が露出してきたのでどうすればいい？」とのご質問をいただきました。
メールでのやりとりで写真を見せて頂きましたが、確かに表面はボロボロ。中から白い芯地のようなものが露出して、しかも本体が黒なので生地の露出がすごく目立ち、正直このままの着用は難しいレベルと言えます。
実は今年名古屋の臨時店舗でも合皮レザーダウンを着たお客様が、「合皮がこうなるとは思わなかったよ」と言って見せていただいたのも同じ感じでした。（ただし、この方はアイボリーでしたので、生地露出は目立ちませんでが）
弊社では本革専門で合皮の扱いは経験ないものですから、お客様にその事を説明してお力になれない事をご説明してご納得いただいたのですが、さすがにこれには驚きました。
お客様個人の所有物ですので写真掲載は控えますが、弊社としても合皮の耐久性等を知るうえで大変勉強になりました。
本革は外気を遮断しながらも内側の湿気は毛穴を通して放出してくれますが、合皮は湿気をため込んで蒸れるというのは知ってはいましたが、まさか耐久性までは… てのが正直な感想です。
だからと言って合皮がダメとは思いません。
1～2年の耐久力と湿気がこもる事を理解しながらファッションだと割りきれば、本革よりは購入しやすい価格なのでいいかと思います。
もし、お手入れをしながら長い事楽しみたいのであれば、是非、その時は本革をご検討下さいませ。