注目のレザージャケット 素材の革はイタリア鞣しが中心です

4月1日といえばエイプリルフール。
この日だけは、ついくだらない嘘を言いたくなるのですが、顔に出てしまうのか、そもそもネタが嘘くさいのか、いつも笑われ嘘がバレバレ。

という訳で、ブログのオープニングで何か嘘を書いてみたかったのですが、洒落た嘘が思い浮かばなかったので止めておきます。

コロナウイルスの影響で韓国への行き来が困難な状況が続くなか、早めに手を打つべく先手先手で企画作業を進めていますが、少しずつですが来期用の革を準備することが出来ました。

写真は今季用のイタリア鞣しの革。

この2ケ月間で、なんとかこれだけの革を集めることが出来ました。

ここまで準備できたのは各提携工場のおかげ。
どの工場も同じようにコロナ影響で大変ななか、ニチワレリューム用の革だけはスピーディーな対応で動いてくださり、本当に感謝です。

残るは自分たちが一番注目している革と、お客様の声を集めて発注している革のみ。

ここが入ってくれば、全ての革が揃う事になります。

あとはその革を使ってどう料理をしていくか、生かすも殺すも私達の企画デザイン次第。
気合が入ります。

現在の企画状況はというと、この革を使用して既に企画サンプルは制作中。
そしてこれらすべてのサンプルが入荷するのはGW前頃になり、そこで細かな修正や再度革の当て込みをするなど再検討した後に、正式に商品化へと進みます。

企画作業はこれまで毎日がバタバタ状態でしたが、何とか状態のいいイタリアラムが入手できてホッとしています。

レザーショップニチワ時代から、ヨーロッパ、アフリカ、中東、アメリカ、ニュージーランドと世界各国の革をたくさん使用してきましたが、鞣しに関してはやはりイタリアが一番。

イタリアもコロナ影響で大変でしたが、昔から続くネットワークがここまでの準備を可能にしてくれました。

という事で、来期企画注目のレザージャケットも、素材の革はイタリア鞣しが中心です。

商品化が決まりましたら徐々にサンプルを公開していきますので、それまで楽しみにして下さい。

先日アカデミー賞作品「パラサイト」に続き「1917 命をかけた伝令」を観てきました。
もちろんストーリーも楽しんだのですが、それ以上にワンカットに見せる映像の凄さに圧倒させられ、「どうやって撮っているんだろう?」とずつと気になりながらの観賞でした。

作品を観て、撮影は相当大変だったことが想像できますが、その分素晴らしい作品になったと撮影スタッフの方々は自負されているのではないでしょうか。

私達も分野は違えと物を作るのは一緒。見習って妥協のないレザージャケットを作らねばと気合が入りました。

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