レザージャケットのデザインや品質ついて 元社員からの意見

一昨日、今年手伝ってくれたアルバイトの子が最終日とあって、送別会をおこないました。

彼女は元ニチワの社員。
ニチワ当時はスタッフの皆から「あーちゃん」と呼ばれて可愛がられていました。

今回はたまたま冬の時期フリーだからと聞いて、10月中旬から3ヶ月半の期間手伝いに来てくれたのです。

ニチワ時代の彼女は様々な仕事をこなしましたが、メインの仕事は接客業。
久しぶりにレザージャケットを扱うのもそうですが、通販の電話業務が初めてとあって、最初はかなり緊張していたようです。

それでも初日から頑張って電話の受け答えをし、各レザー店舗では思いのほか早く順応して接客をしてくれました。
まさに昔取った杵柄です。

そんな彼女が最終日の終業間近、お礼の挨拶と共に来期の企画案や自分が感じたことをレポートにして手渡してくれました。

企画案の中で一番気になった内容は、店でお客様との対話から気付いた件について。

ニチワレリュームは、レザーショップニチワ時代からのお客様が多く、中には期間限定ということもあり、わざわざ有給を取って足を運んでくれたお客様や、購入の有無に関わらず毎年見に来てくれるお客様、そしてレザーアウターはニチワレザーしか購入しないという声も多く聞かれ、とても愛されて信頼を感じたとの内容が書かれていました。

またその反面、新しいスタイルを求める声や、変わり映えしないといった厳しい声もあり、それら意見をもっと企画に活かしてほしいと、お客様からの意見をまとめた新たなデザインをいくつか提案してくれました。

アルバイトの子が辞める時に、来期の企画や会社の今後についてレポートを書いてくれるなんて、どこの会社にでもあることではありません。
短期のアルバイトですから、どの職場でも「お疲れ様でした」と挨拶をすませて終わるのが普通でしょう。

確かに元社員だけあって、ニチワレリュームに対する思い入れは特別でしょう。
それでも千葉スタッフの3人衆も含め、本来なら自分たち中の人間が考えるべきことを、手伝ってくれた周りのスタッフがニチワレリュームを思って様々な意見をぶつけてくれる。

正直ハンマーで頭を叩かれた気分でした。

もちろん中のスタッフが手を抜いている訳ではないですが、彼女のおかげで商品企画や様々な業務について、また新たま気持ちで取り組むことが出来そうです。

一週間前に事務所に来られたお客様は、彼女の接客と商品を大変気に入ってくださり、今週だけで3回も事務所に来て下さりました。

昨日の午前中に来られたお客様は、希望するレザージャケットがサイズ切れだったのですが、別サイズの現物確認をして革の品質を大変気に入って下さり、「来期の入荷まで待つ」と言ってお帰りになられました。
なんでもご自身が理想とするレザージャケットを探し求めて様々な店巡りをされたそうです。

どちらのお客様もネットでニチワレリュームを知った初めてのお客様。

通信販売では伝わりにくい素材品質も、事務所で実際のレザージャケットをご覧いただければ、価格に対して絶対の品質である事は自信があります。

その品質を守りながら「あーちゃん」が言う様に、現場スタッフやお客様からの様々な意見を踏まえながら、ニチワを愛してくれているリピーター様はもちろん、ご新規のお客様にも満足していただける様な商品企画を目指していきます。

「あーちゃん」が抜けた最初の出勤日だった昨日は、既にスタッフ皆が「あーちゃん」ロス。

大阪や千葉もそうですが、ニチワレリュームは手伝ってくれたスタッフに恵まれているだけあって、イベントが終わるたびに人が抜けていくのは本当に寂しいものです。

「あーちゃん」のこれからの夢は、パン屋修行をしていつか自分の店を始めること。

近々、修業を希望するパン屋のオーナー様と面接があるそうです。

「あーちゃん」は接客はもちろん、検品や梱包になど一つ一つの業務を時間を掛けて行ないます。
最初は誰もが「時間掛かっているけど大丈夫?」と心配するのですが、時間が経つにつれて、けして仕事が出来ない訳でなく、丁寧な仕事だという事に誰もが気が付きます。

実際ニチワレリュームのレザー店舗でも、その丁寧な接客を気に入って彼女を指名して来られるお客様が多くいらっしゃいました。

パン屋の修行でも、最初は周りから誤解を受けるかも知れません。
でも、どんな業務でもきちんと丁寧に終わらせる彼女の姿に、修行先のパン屋さんでも、いつの間にかその丁寧さが貴重な戦力だという事に気が付くと思います。

レザージャケットとは全く畑違いの仕事ですが、丁寧に作られたパンがどんな味になるのか、今から楽しみです。

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