古くから着られている革ジャン。その歴史は100年以上にもなります。
今回は時代を少し遡って、革ジャンのルーツや変遷についてご紹介したいと思います
革の豆知識
アイテム別サイズの選び方 ~ライダース編~
革ジャンを選ぶ際に特に気を付けたいのがサイズ。
サイズの選び方ひとつで、単に体に合う・合わないというだけでなく、着こなしも変わってきます。同時に、革ジャンのサイズは着回し力にも影響します。
また革ジャンは着るほどに伸びるので、購入時とサイズ感が変わってしまうこともあります。
ニチワレリュームのブログでは、着こなしもバッチリ決まって、着回しもしやすい革ジャンを選べるよう、いくつかのアイテムのサイズの選び方をアドバイスしていきます。今回は、革ジャンの中でも定番の人気アイテム・ライダースジャケットのサイズの選び方を紹介します。 続きを読む
革ジャンに傷がついてしまった時のお手入れ法
革ジャンを着ているといつの間にか出来てしまっている傷。
他の素材ではなんともないことでも、革だと傷になってしまうことはたくさんあります。
気を付けていても、長く着れば着るほど避けられないですよね。 続きを読む
革ジャンの汚れ事前対策
これまで、カビが生えてしまった時や雨に濡れた時など、革ジャンが汚れてしまうさまざまなシチュエーションでの対処法をご紹介してきましたが、今回はその汚れや雨などへの事前対策をご紹介します。革ジャンにとっても、経済的にも、一番良いのは汚れないこと。なるべく革ジャンが汚れてしまわないように、日ごろのお手入れをはじめ、きちんとケアしてくださいね。以前ご紹介した日常のお手入れのおさらいもしますので、参考にしてくださいね。
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革ジャンは何より日常的なお手入れを大切に
以前の記事でもお伝えしましたが、週に1回で良いので、革ジャンのふき取り・ブラッシングをしましょう。日ごろのお手入れをきちんとすれば、十分な汚れ対策になります。 お手入れは、目立った汚れがなくても必須です。革ジャンは洗濯ができないので不安に感じる人もいるかもしれませんが、普段のお手入れはこれだけで十分です。また、「革ジャンが少し乾燥してきたかな?」と思ったら、オイルやクリームを塗りましょう。
※一部オイルやクリームが使用できない革ジャンもあります。事前に確認をお願い致します。
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防水・はっ水スプレーを定期的に
雨、水分は革ジャンの敵です。シミや汚れなどの原因となってしまいます。雨の日に着るときは特に、革ジャン用の防水スプレーを使用しましょう。スプレーすることで逆にシミになってしまわないように、少し離してスプレーしてください。雨が降らなくても、湿気を吸い続けると革ジャンの汚れが目立ってきます。最低でも月に1回は防水スプレーをかけてあげましょう。使用頻度の高い革ジャンであれば半月に1回など、お手入れの頻度も増やしてください。また、水に濡れてしまったあとやクリーニング後などの革ジャンにも必須です。革ジャンの水分、また汚れ対策のためにも、しっかりと防水・はっ水のお手入れをしましょう。
※一部スプレーが使用できない革ジャンもあります。事前に確認をお願い致します。
革ジャンは、日常のお手入れや汚れ対策程度であれば、それほど多くの道具や手間も要りません。カビが生えてしまったり濡れてしまったりして、汚れが目立ってからお金や時間をかけて修理するよりも、普段から少しずつお手入れをして汚れ対策をし、きれいな状態をキープした方が経済的かつ、革ジャン自体にも負担が少ないですよね。革は肌です。デリケートな素材ですので、スキンケアをするように革ジャンも日常の手入れを心がけてください。
革ジャンのアイロンのかけ方
革ジャンを長く着ていると、どうしても気になってくるシワ。
以前のブログでも紹介したように、革ジャンのシワは基本的には着ているだけで徐々に伸びてはきますが、それでも効果には限界があります。やはりシワ取りにより効果的なのは、アイロンをかけること。
そこで今回は、オイルケアや、着ているだけではなかなか伸びてくれないシワ対策として、革ジャンのアイロンのかけ方をご紹介します。
温度や湿気に敏感な革ジャンですが、実は意外にもアイロンがけができます。
しかし、やはりデリケートな素材ですので注意点もいくつか。
革ジャンにダメージのない仕上がりにするために、参考にしてくださいね。
スチームアイロンや霧吹きの使用は厳禁!
革に水分は大敵です。これはアイロンでも同じこと。
同じアイロンでも、蒸気を出すスチームアイロンの使用や、霧吹きをしてからのアイロンがけはしないようにしましょう。革ジャンの変色や縮みの原因となってしまいますので、必ずドライアイロンを使用してください。
革ジャンに使用するのは“低温ドライアイロン”
水分に弱く、熱に敏感な革ジャンに使用するのは、低温のドライアイロンです。
アイロンをかける時は、直接革ジャンにあててしまうのはNG!
厚手の布を革ジャンの上にあて、その上からアイロンをかけましょう。
アイロンをすべらせるのではなく“押さえて”シワを伸ばす
普通のアイロンがけのように布の上をすべらせるのではなく、数秒ほど押し当てるというのが、革ジャンをアイロンがけする時の方法です。アイロンをすべらせると、革が伸びてしまうので注意しましょう。
ただし、アイロンを強く・長く押しつけすぎると、革ジャンの表面が熱で溶けてしまうことがあるので注意が必要です。はじめはアイロンを押し当てる時間を短くして、徐々に時間を伸ばしていくなど様子を見ながら実施しましょう。革ジャンによっては、アイロンが使用できないもの(起毛革など)もありますので、使用する前に確認をしましょう。
また、アイロンを当てた部分が温度変化により変色してしまう革ジャンもあります。革ジャンの目立たないところで一度試してから、全体にかけましょう。
ただし無理をしてお手入れをするのは禁物です。
せっかくお手入れをするのに、逆に革ジャンを傷めてしまっては苦労が台無し……。
ご自分のお手入れに自信がない方、不安な方、または試したけどシワが深すぎて取れなかった方は、革ジャンを購入したショップやクリーニング店などに問合せてみてください。
革ジャンのシワの取り方
たたみ跡や着用のクセなどで出来てしまう、革ジャンのシワ。
シワは経年変化の一つですので、革ジャンの“味”として楽しむこともできますが
位置や形によっては少し気になるという方もいらっしゃると思います。
今回は、手軽に出来るシワの伸ばし方をご紹介します。
素材で選ぶ革 ~起毛革~
「ニチワレリュームのこだわり」記事でも少しご紹介しましたが、一口に革と言ってもさまざまな種類の素材があり、着心地が良い、硬い、柔らかいなど、それぞれ違った特徴や違いがあります。今回は、それぞれの革素材にどんな特徴があるのか、改めてご紹介したいと思います。
素材で選ぶ革 ~革の違い・特徴~
「ニチワレリュームのこだわり」記事でも少しご紹介しましたが
革にはさまざまな種類があり、違った特徴があります。
今回は、それぞれの革の特徴を改めてご紹介したいと思います。
ニチワレリュームの商品はラム革が多いのですが
その理由も詳しく説明した上で、他の革との違いも説明します。
●ラム革
薄くて軽く、柔らかいので、ファッションを楽しむのにピッタリのラム革。
ニチワレリュームでは、ジャケットやコートなど多くの商品にラム革を使用しています。
デザインだけでなく、着ていて楽なもの、
心地良いものへのこだわりを持っているからこそ、ラム革が重宝しています。
●ゴート革
ラムのように柔らかな着心地でありつつ
素材の丈夫さも併せ持つゴートスキン。
起毛革の素材として、ニチワレリュームでも扱いのある革です。
強度があるので型崩れせず、長く使いたい人にはピッタリです。
ただ、表面のキメがラムほど細かくなく、風合いではラムに劣る部分があります。
●牛革
硬くて強い肌触りが特徴の牛革。
そのため、ライダースジャケットや野球道具のように、
身を守る目的のものに多く使用されています。
また、以前に比べると最近の牛革は軽くなりましたが
それでもラムやゴートに比べると重さが目立ちます。
日常に着る際の着心地という視点では、少し心地良さに欠けるかもしれません。
●豚革
豚革は軽くて通気性が良いのが特徴です。
ただ、その通気性の良さは毛穴の多さと大きさから来るものなので
毛穴が少し目立ってしまうのが欠点。
一方で豚革は肌触りもよく、スエードに適している素材。
毛羽立たせれば毛穴も目立ちません。
生き物の皮なのでそれぞれの動物によって違いがあり、
軽さ・丈夫さ・肌触りなど、何にこだわるかによって、選ぶべき革も違ってきます。
きちんと詳しく知っておくことで
これからのお買い物もしやすくなりますよね。
本革と合皮の違い
ニチワレリュームでは生産地やなめしにこだわった本革のみを使用し、
見た目はもちろん、肌触りの良い製品を作っています。
人工素材を使用した「合皮」と呼ばれる合成皮革は使用していません。
今回は、本革と合皮の何がどう違うのかということを、改めてご説明します。
革ジャンが破れてしまったら
手すりやフェンスなどに引っ掛けたりして、
革ジャンが破けてしまうことがあります。
大きく破れてしまったときは修理に出すことをおすすめしますが、
修理に出すのも高くつくし、少しの破れなら出来れば自分で修理したい……
という人もいらっしゃるかと思います。
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