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インタビュー|“レザージャケットLove”な リピーターさんに聞きました!



ニチワレリュームの会員様は、旧ニチワ時代から含めるとその数延べ150万人。
新規のお客様はもとより毎年購入してくださるお客様、また家族でご購入いただく方など、嬉しいご縁が広がっています。そこで今回は、弊社のレザーアイテムを愛用中のリピーター様のなかから、4年連続でご購入いただいているI.H様にインタビューをさせていただきました。臨時店舗や通販で活躍している弊社女性スタッフ「TSUBO」がインタビュアーとして、お客様と繰り広げた本音トークをご紹介いたします。



「TSUBO」(以下、T):
いつもニチワレリュームをご利用ありがとうございます。

「I.H様」(以下、I様):
こちらこそ。毎年新作レザージャケットの登場を楽しみにしています。

T: 早速ですが、ニチワレリュームを知ったきっかけを教えてください。

I様: はい、4年前のことです。友人がいい感じのレザージャケットを着ていたので「どこで買ったの?」と教えてもらったのがニチワレリュームさんでした。千駄ヶ谷の臨時店舗へ友人と一緒に行き、最初は「見るだけ」なんて思っていたのですが、レザージャケットを試着してみたら着心地がすごく良くて。スタッフの方と話したら、レザーへのアツい情熱が伝わってきて「この品質は本物だな、と」。

T:ありがとうございます。そのアツい人は恐らく、店舗の男性スタッフの「TOMO」ですね(笑)。
さて、これまでお買い上げいただいた中で、I様のお気に入りの一着を教えてください。

I様: これまで毎年1アイテムずつコレクションが増えていて、現在はレザージャケット3着とカシミヤストールを1枚持っています。一番のお気に入りは、昨年購入した「1810037 ベジタブルワイルド/ライダース」です。

昨年のカタログ誌面で着ていたモデルさんが超美しくてカッコよくて一目惚れした革ジャンです。こんな風に着こなしたい!という憧れが募りました。臨時店舗へ足を運び試着したんですけど、色合い&風合いがとても良くて「これは運命の1着だ!」と即購入を決めました。ネットやカタログの写真では、風合いまではわからないですけど、ニチワレリュームのレザージャケットは期待を裏切らない品質ですよね。

T:お褒めいただきありがとうございます。品質には一切妥協しないのが私たちのポリシーです。

I様:またデイリーに活躍しているのは、こちらの革ジャンです。

「1810027 ソフトラムシングル/ライダース」

上品なブラックで、デザインもシンプルなレザージャケットなので、通勤時にも着用しています。今年はコロナでテレワークの機会が多いため、昨年ほどはまだ着ていないですが…。オフシーンでは、マキシ丈のスカートに合わせたり、ワンピースの上に羽織ったりと、レディライクなファッションの引き締めアイテムとして活躍しています。
そしてもう1点、かれこれ4年間一緒に過ごしてきたこの革ジャン。
ちょっと私色に染まってきた(味わい深くなってきた)、オンリーワン感満載の相棒です。いい色味でしょ?

1810002 ラムスタンドジャングル/ライダース

T:ニチワレリュームで一番の人気のレザージャケットですね。I様にご購入いただいた4年前は、限定カラーでネービーがあったんですよ。今季はグレーのみの展開となっています。

I様:そうなんですね。私の相棒も、4年経って少しずつ色が変化して今はグレーっぽくなってきました。もともとブルーグレーという印象の色合いでしたから、変化はほんの少しですけどね。着心地がさらに柔らかく、私の体型に馴染んできた気がします。
あと、これもお伝えしたいです、「カシミヤストール」。

思った以上に暖かくて重宝しています。大判なので広げて羽織ればコートがわりになるほどで、買ってよかったなと思っています。カシミヤストールの柄は、毎年違うのですか?

T:ストールは新しい柄はもちろんですが、定番系の柄も、色の組み合わせや柄自体のサイズ感など、その年の流行を取り入れながら毎年デザインを変更しています。

I様:今季のカタログに載っている「カシミヤエアリーストール」、これは新アイテムですか?


T:はい、新作になります。カシミヤストールって真冬の防寒アイテムのイメージですが、こちらは秋口や春先の、ちょっと首元が肌寒い時に使えるストールがあってもいいかなと企画された商品です。ガーゼのようなふんわりした生地ですが、温かさもしっかりして首回りのアクセサリーとしても重宝しますよ。

T:I様は、レザージャケットのお手入れは普段どうされていますか?

I様:それが…お恥ずかしながら、あまり手入れはできておらず…
黒のレザージャケットは、確か購入時に「これは表革だからオイルでメンテナンスをしてね」とアドバイスをいただいたので、ホコリを落としてミンクオイルスプレーを全体にシューっとして拭いて陰干し、ということをシーズン中2回くらいやっています。
キャメルの革ジャンは「ベジタブル仕上げだからオイル塗ったりしなくていいよ」、ネービーの革ジャンは「ジャングル加工のラム革だから、これもお手入れフリーで楽しめるよ」と言っていただいたので、毎回着用後にスポンジでホコリを落とす程度のことしかしていません。

T:なるほど、それで大丈夫ですよ。あとは着る前に防水スプレーを襟元や袖口の内側にしておくと、皮脂汚れ等の予防になるのでおすすめです。

I様:はい。初めてレザージャケットを買った時に、防水スプレーとミンクオイルスプレーをおすすめしていただいたので家に常備しています。購入時にレザーのお手入れについて聞いておいて良かったです。

T:今後、ニチワレリュームに期待することは何でしょうか。

I:敢えてリクエストさせていただくとすれば、「サイズ展開」でしょうか。私はSサイズなので、実はあまり選択肢が多くなくて…

T:そうですよね。弊社では大量生産を行わず、腕のいい職人を指名して生産を行っているため、どうしてもM・Lサイズが中心になってしまうんです。とはいえ課題として、社内で検討させていただきます。

I様:ありがとうございます。リクエストしておきながら、コロナ太りも相まって私がサイズアップしてしまうかもしれませんけど(笑)

T:また「臨時店舗の開催場所を増やして欲しい」、という声もお客様からいただいておりますので、それも課題のひとつです。

I様: せっかくの機会ですので、私からもお尋ねしてよいですか?

T:もちろんです。ぜひお聞かせください。

I様:正しいお手入れ方法を改めておさらいしておきたいのと、先日クローゼットから半年ぶりに革ジャンを取り出したら、吊るし方がまずかったのか、衿に少し折れ曲がったスジがついてしまっていて…ショックです。治し方はありますか?

T:ではお手入れ方法から。
I様のお手持ちの3点で順番にお伝えさせていただきますね。まず、ブラックのライダースは表面がツルツルとした光沢仕上げの革のため、着用後はホコリを落とし、1ヶ月に1度くらいの頻度で、晴れた日に30cmくらい離した場所からミンクオイルスプレーをシューっと全体にかけてください。その後は乾いた布で軽くオイルを馴染ませるように拭き取り、陰干しすればOKです。イメージ的には、洗顔後の肌に保湿クリームで潤いを与えて保護する感じです。
キャメルの革ジャンは、ベジタブル仕上げ&ウォッシュ加工で革本来の風合いを活かしたワイルドな質感を楽しむ一着のため、そのまま着古して風合いの変化を楽しんでいただけたらと思います。I様の場合は、オイルでのお手入れはしなくてOKです。オイルを塗ると色が黒っぽくなりますので、ちょっと上級者向きかな、と思います。たまにお客様より「擦りキズがついちゃった、どうしよう」というお問い合わせをいただくことがあります。その方法をブログにまとめたページがありますので、ご紹介しておきますね。
>「ベジタブルスキンの擦りキズを目立たなくする方法」

アンティック加工の「ラムスタンドジャングル」も、オイルメンテナンスをしなくても大丈夫な革ジャンです。

I様:先日、内側の目立たないところで試しにオイルをシュッとかけてみたところ、やはりムラになってしまい…ジャングルレザーのオイルケアは私には難易度が高いなと思いました。このまま引き続きオイルメンテフリーで楽しみます(笑)。

T:先ほどご質問いただいた「衿ヨレの直し方」についても、弊社のブログでご紹介しておりますので、ご案内しておきますね。
>「革ジャンのシワをとるアイロンの方法とは」

I様:なるぼど…アイロンを使っていいんですね。自宅で落ち着いてトライしてみます。とても参考になりました。ありがとうございます。



I様:さてさて、TSUBOさんと革ジャン談義をするのを心待ちにしていました!
ズバリ、今季のおすすめは?

T:I様が興味をお持ちの商品はありますか?

I様:やはり3シーズン楽しめるレザージャケットですね。カタログを拝見してワクワクしています。あと彼の誕生日にプレゼントしたいので、メンズアイテムのオススメを知りたいです。

T:今季のニチワレリューム、メンズの一押しキーワードは、「マット系レザー」
レディースは「ウィンターブルー」です。カタログを見ながらご紹介しましょうか。


T:まずはレディースから。「ウィンターブルー」と表現しましたが、色合いが美しいネービー系のコートとライダースです。今季のカタログ撮影では、ビビッドカラーと合わせたコーティネートで遊んでみました。コートの方はゴートスキン、レザージャケットの方はしっとりラム革です。どちらも軽くて着心地抜群ですよ。

続いてはライダース特集です。

T:このページでは、4種のライダースを素材やデザイン別にフィーチャーしています。今季、私のおすすめはカーキグレーで上品な色合いの「1810046セミダブルジップ」です。斜めジッパーがポイントのノーカラージャケットで、ライダースをエレガントに着こなす、というレディースラインならではの楽しみ方をしていただけるんじゃないかなと思います。


T:こちらはシングルライダース特集ですね。こうやって並べると、色や質感による違いなどがわかりやすいと思います。ちなみにI様お持ちの2着もここにありますね。

I様:「1810027ソフトラムシングル」のレッド、いい色ですね。気になります!

T:今季の新色なんですよ。パッと華やぎますよね。

T:さてさて、続きましてメンズのオススメを。先ほど「マット系レザー」というキーワードを挙げましたが、手前味噌ながら、これがまたカッコいいんですよ(笑)見ていただいた方が早いですね。


I様:マットな質感、素敵ですね。“大人”なイメージです。

T:どちらもシングルライダースなんですけど、例えば「1110066ラムデュポンスタンド」は、薄手のラム革本体に、ポケットのふちをスエードにするという、ちょっとお洒落なこだわりを。またフロントジップは光沢のあるシルバーにして高級感を出しています。裏地にパイピングを施すなど、見えないところにまでこだわった、弊社渾身の逸品です!
レザーブルゾンがお好みなら、こちらはゆったりシルエットで保温性も抜群ですよ。「1110068ラムハリントンジャケット」は、シックなマットブラックがお洒落です。

テーラード系なら、こんなレザージャケットも。

「1310044ラムデュポンテーラード」は、ブラックとネービーの2色展開で、マット仕上げの上質ラムを断ち切りにした、デザイン性の高い一着です。

I様:どれも魅力的で迷いますねー。ひとまず彼へのプレゼントは、最初にご紹介いただいた大人のライダースに決めました。私はどれにしようかな?もう少し迷いますね。このあと試着させてください。

T:ぜひ着心地を確かめてください。ではでは、そろそろインタビューはこの辺で。
本日は事務所へお越しいただきありがとうございました。

I様:こちらこそありがとうございました。臨時店舗開催前は事務所へ買いに来るお客様もいることがわかったので、私も気になる商品があれば、ここへまた立ち寄らせていただきますね。TSUBOさんとのおしゃべり、楽しかったです。

あとがき by「TSUBO」
リピーターのI様、この度はインタビューをお引き受けくださりありがとうございました。
女性同士ということもあり、最後は女子会トーク状態に。お客様と店員の立場を忘れて、最後までレザージャケット談義に盛り上がっちゃいました。
私達は普段新品の商品ばかりを見ているので、何年も着用された経年変化をお客様自身から直接お伺いすることができる貴重な機会となりました。
今回の件で、お客様にレザージャケットを喜んでいただけたのは嬉しいのですが、今後の課題も見つかりました。これからも、よりいい製品をお届けできるよう精進を続けてまいります。



対談者プロフィール

IH様

ニチワレリューム常連のお客様。ご友人が着用されていたニチワレリュームのレザージャケットを見かけて、2016年に初めて千駄ヶ谷の臨時レザー店舗にご来店。
初年度はレディースの人気商品「1810027 ラムシングルライダース」をお選びいただき、その後4年連続でレザージャケットや小物をご購入いだいているリピーターのお客様です。
毎年ニチワレリュームのレザージャケットを着てご来店下さることで、店舗責任者「TSUBO」とも顔見知りとなり、今回の対談企画にご参加いただきました。

TSUBO

ニチワレリュームの店舗責任者。レザーショップニチワ時代は通信販売の運営と企画を担当しながら、シーズン中は店舗販売もこなすユーティリティースタッフとして活躍。
ニチワレリュームになった現在も、企画、生産、販売の全てに携わっており、レザー店舗では、お客様から革についての様々な質問にも対応。生産国の韓国や中国だけではなく、ヨーロッパを中心に15カ国以上を渡り歩き、なかでもイタリアへの渡航回数の多さから、イタリアを中心とした世界の革事情にも詳しいスタッフです。
自身もレザージャケットからレザーコートまで20着以上を所有。もちろん全て自社製品というニチワ製品のファンでもあります。

インタビュー企画担当より

今回インタビューは女性同士という事もあり、レザージャケットの話題を中心に話が大変盛り上がりましたが、残念なことに二人ともシャイな性格の様で、顔出しNGがインタビューの参加条件でした。(笑)
ただし弊社スタッフ「TSUBO」は、各地域にて開催するレザー店舗にも顔を出しておりますので、店舗で見かけましたら是非お声かけください。
今回「IH様」とのインタビュー企画にて、ご購入から年数を経たレザージャケットについてのご感想など、日頃ご着用いただいているお客様からのお話をたくさん頂戴する事ができました。
今回の貴重な意見を参考に、私共スタッフも今後の物作りに活かして行きたいと考えております。この度は本企画へご参加下さり、本当にありがとうございました。