NICHIWA relume (ニチワレリューム) ONLINE SHOP
メンズ・レディース レザー専門店 ニチワレリューム
ニチワレリュームの公式サイトをご覧いただき誠にありがとうございます。
連日お客様で賑わったあの革ジャン専門店ニチワの活気をもう一度。その思いから当時のスタッフが集まり創業したニチワレリューム。2013年の初年度は、「通信販売で革ジャンの注文が入るのか?」「外神田の店のように革ジャンを買いに足を運んで下さるのだろうか?」期待や不安といった様々な気持ちを抱えてのスタートでした。
しかしその様な不安もシーズンに入ると杞憂に終わりました。通信販売、臨時店舗共に、お客様から「復活おめでとう」「革ジャンはニチワさんじゃなきゃ」といった多くのお言葉を頂戴し、初年度からたくさんのご注文をいただくことが出来ました。
こうして順調に見えたニチワレリュームでしたが、その後なかなか順風満帆とは行かず、4年目の企画会議では、革ジャンの生産国と品質を変更して、価格を抑える提案が出たこともありました。しかしそんな時に必ず思い出されるのが、弊社製品にご期待下さっているお客様からのお言葉でした。
リピーター様の殆どは、上質な革ジャンを安く購入出来るから弊社を選んで下さっている。だからこそ、革ジャンの品質を落とすのはお客様の期待を裏切ってしまうのでは。そんな思いから、外神田当時の伝統である高品質でリーズナブルな革ジャン作りを守りながら、今日まで手掛けてまいりました。
おかげ様でご新規様や革ジャン専門店当時のお客様も年々増え、今では多くのお客様に弊社の革ジャンをご愛用いただいております。
弊社の革ジャンは、品質、ディテール、デザインにこだわりながらも、革ジャン専門店時代同様に、市場相場の半値での提供を目指しております。
とはいえ5万円平均の革ジャンをカートに入れることは、なかなか簡単ではないことも確かです。ですから革のことやサイズなど、ご購入前に電話やメールにてご相談くだされば、専門のスタッフがご説明をさせていただきます。また無料カタログをお申込みくだされば、写真を見てゆっくりとご検討いただくことも可能でございます。
期間限定にて開催しております臨時レザー店舗では、実際に革ジャンを手に取ってお選びいただけますので、お越し頂ければ、きっと弊社の革ジャンのクオリティを感じて頂けることでしょう。またレザー店舗開催期間外は、ご予約制となりますが事務所での革ジャン購入も可能となっております。
毎年新しい風を贈り届けるニチワレリュームの革ジャン。是非、秋冬のワードローブに加える新たなアイテムとして、ご検討いただけることを心よりお持ち申し上げております。
1デザイン
革はイタリア鞣しのラムを中心に、世界中から最高品質の素材を厳選して使用しております。何度もテストを重ねることで実現した絶妙な色出し。着込むほどに味わい深くなるベジタブルやムラ染めのアンティック仕上げから、軽やかな着心地とソフトな風合いを愉しむナチュラルタイプの革まで、幅広いニーズに合わせた素材を豊富に使用しております。
2素材
根強い人気の定番系のから旬のトレンドを取り入れたスタイルまで、様々なデザインを揃えたレザーの数々。3シーズン楽しめる革ジャンから、真冬の寒さから身を守るレザーコートまで、常に時代に合わせた進化をさせながらお客様を飽きさせない様、毎年7割以上の製品を新しいデザインに変更してラインナップしております。
3ディテール
着る物に格好良さを求めるうえで、素材同様に大事なのがディテールですが、それを全面に押し出し過ぎると逆効果。弊社では、素材から伝わる上質感と縫製技術はもちろん、見えない部分の裏地パイピングなど、さりげないチラ見せ効果で、周りから「おっ、いい革ジャン着ているね」と思われる。そんなさり気ない格好良さにもこだわっています。
4プライス
企画から販売までを一貫体制で実現したリーズナブルプライスも今では当たり前の世の中。特に価格競争が激しいネット通販では、もしかすると弊社の革ジャンは安いイメージではないかも知れませんが、その分素材や加工に妥協しない付加価値を求め、トータルとしてのリーズナブルを心がけております。手に取れば、けして安いだけの革ジャンではないことがお分かり頂けると思います。
弊社で取り扱う革ジャン素材はイタリア鞣しを中心に、そして縫製は有名ブランドの革ジャンも取り扱う工場を使用しているのは、既にインフォメーションにてご説明済ですが、ここでは工場についてもう少し詳しくご説明します。
ニチワレリュームの提携工場は、韓国5カ所と中国3カ所の全部で8工場。そのうち、全商品の85%近くが韓国のメイン工場3カ所で生産をしております。
この3カ所は、全て外神田の革ジャン専門店時代から提携している工場で、今も変わらず当時のクオリティを守りながら、革ジャン生産を続けてくれています。また、3工場とも革ジャンを作るうえでの得意分野が分かれており、それに合わせて、各工場への生産を振り分けております。
また弊社では旧ニチワ時代からの伝統を守り、ライン生産ではなく、裁断、縫製、アクセサリーの取り付け、プレス等、各専門のサンプル担当者による、少数での生産を行なっております。
サンプル担当者とは、各工場で一番の腕利き。サンプルの良し悪しによって、製品化が決まりますから、それなりの技術を持ちあわせた職人しか付けない仕事となります。
腕のあるサンプル職人に本生産をお願いしていますので、ライン生産と違い、当然コストは掛かりますが、商品クオリティを守る為、あえてこの方法で革ジャンを生産しています。
その為、どうしても1スタイルの数量が限られてしまい、早い段階で売り切れてしまう場合がございますが、その分自信を持ってご提供できる革ジャン作りを目指しております。
こうして作られる、こだわりの革ジャンの数々。ここでは各工場の得意分野をご紹介しながら、韓国の3カ所と中国1カ所の工場をご紹介することにします。
●韓国A工場 ソウル市内 城東区
縫製直後のレザー製品 | プレスと最終検品の様子 |
旧革ジャン専門店時代から愛される「WIND ARMOR」「MIA CARNA」ブランドを主に生産。
提携は外神田の革ジャン専門店ニチワ時代を含めて40年以上。1986年、映画トップガンで一躍大ヒットしたボンバータイプの革ジャンは、全てこの革ジャン工場で作られていました。
提携期間が長い分、弊社のお客様が好む革ジャンスタイルも熟知しているので、革ジャンだけに限らずレザーコートまで、企画に対するアイデアも豊富。
お客様からいただく意見を反映することが得意ですので、毎年それを反映した革ジャンの提案もしてくれます。
また長いキャリアから、縫製に関しも安心してお願いが出来る工場でもありますので、現在では主に定番系の革ジャンやコートなどを中心に生産を行なっております。
そして革の加工が得意なのもこの工場の魅力。根強い人気のムラ染め素材、ジャングルレザーも全てここで扱っており、定番の革ジャンだけでなく、シワ加工など様々な加工が、この工場で誕生してきました。
代表する革ジャン(他アイテム含む)
1110012 ラムツインカラー | 1810002 ラムスタンドジャングル | 1310046 ラムクリンクルテーラード |
●韓国B工場 ソウル市内 江西区
イタリアから届いた原皮確認 | 提携する海外ブランドの数々 |
弊社では、大人の革ジャンを提案する「NICHIWA relume」ブランドとして契約。
韓国の国内ブランドにとどまらず、欧州やアメリカのトップブランドを多数扱う工場で、日本との提携は、旧ニチワ時代も含め弊社のみ。
パキスタン、インド、中国など、欧州以外の革はクオリティコントロールが難しいからと、素材は徹底してイタリア鞣しのみを使用。
高級素材デンバーラムやデュポンなどのマット系素材から、薄く鋤いたペーパールックなど、様々なイタリア鞣しのラム革を使用しております。
有名ブランドを手掛けるだけあって、デザインやボタン&ファスナーなどのパーツ使いはもちろん、革ジャンの裏地に柄や配色パイピングを使用するなど、目に見えない部分のディテールにまでこだわりつくす、物作りに妥協をしない工場です。
また、近年はラムベジタブルスキンの特殊な熱処理による加工など、ヴィンテージ革ジャン用の新しい技術にトライするなど、表情豊かな革も豊富に生み出しています。
こだわる故に一着当たりの工賃が高い理由から、現在もブランドの革ジャン中心での生産ですが、弊社とは革ジャン専門店のニチワ時代である2003年から提携工場として契約。当時は弊社の販売価格には合わないからと断られたのですが、数度の交渉の末、他のブランドと同じ革を使用する時は、製品が被らないオリジナル革ジャンを条件で契約をした、革ジャン工場です。
その為、弊社が扱う革ジャンの販売平均を多少上回るプライス設定ですが、素材自体はトップブランドと同じクラスを使用しておりますので、ある意味お得な革ジャンともいえます。手に取れば、そのディテールへのこだわりを感じて頂けることをお約束します。
代表する革ジャン(他アイテム含む)
1110066 ラムデュポンスタンド | 1310034 デンバーワイルドウォッシング | 1120047 デンバーグースダウンコート |
●韓国C工場 ソウル市内 広津区
サンプル室での縫製風景 | 担当の職人1人で全て裁断 |
デイリーに扱える革ジャン&コート「NICHIWA relume」「MIA CARNA」ブランドを生産。
日本のメーカー数社と提携している革ジャン工場で、旧革ジャン専門店時代は、国内の代理店を経由して提携をしていましたが、ニチワレリュームでは代理店許可の基、提携工場として直接契約することに。
この工場が得意とするのは、革の軽さとパターンのきれいさ。
日本のマーケットを中心に手掛けているだけあり、日本人の体形に合わせたパターンでとてもきれいに仕上げてくれ、中でもレディースを得意としています。
革はイタリア、中東地区、インド、パキスタン、アフリカなど様々な国のラムスキンを扱っていますが、弊社用はイタリア鞣しのみを限定して使用。
他メーカーと同デザインにならない様に、提案は全てこちらからのオリジナルで依頼。
また直接提携で中間マージンを省くことで、上質で軽量なラムスキンを使用する事が可能となり、軽めを好む女性向けやシニア層好みの革ジャンはもちろん、ビジネスマン向けのハーフコートまで、軽いラムを使った定番系を中心に生産を行なっております。
代表する革ジャン(他アイテム含む)
1410028 ソフトラムステンカラー | 1810047 ベーシックライダース | 1810046セミダブルジップ |
●番外編:中国D工場のご紹介 上海郊外
ショールームの様な縫製工場 | 製品サンプルの確認中 |
2017年より、国内大手生地メーカーとの共同企画で誕生した「COGGIOLA」ブランド
国内生地メーカーさんとは、実は外神田の革ジャン専門店時代からのお付き合い。
ニチワレリュームでは、これまで中国の工場でも革ジャンの生産を手掛けていましたが、生産クオリティの高い工場との提携が終了した年を最後に、暫く中国工場との取引は行なっておりませんでした。
そんな時、生地メーカーの担当者様から、「中国でクオリティの高い革ジャン工場を見つけたので、一緒に行ってみませんか」とのお誘いをいただき、直ぐに企画担当者と工場へ向かいました。
到着した工場は、これまで見てきた数多くの中国工場とは違い、とてもきれいで近代的な建物に驚くと共に、スタッフの意識も高いと感じたのが最初の印象でした。
それもそのはずです。実はこの工場、中国の革ジャン工場のなかで、国から一番クオリティが高いと表彰を受けている工場だったのです。
実際に革のクオリティもそうですが、細かなエンボスやシームレス加工などの技術も素晴らしく、実際他の工場からも「あの技術はどうやって」と、逆に質問をされることもありました。
これなら商品化できる。そんなやり取りから、生地メーカーさんと共同開発した革ジャンの数々ですが、おかげ様で2017年の企画以来、途中追加生産になるほどの人気商品が毎年出続けるまでになりました。
代表する革ジャン(他アイテム含む)
1320016 ラヌデュポンカバーオール | 1120034 ラムシームレスダウン | 1120049 ラビットファースタンドダウン |
以上、ニチワクオリティを維持しつつ、リーズナブルプライスを実現してくれる格工場をご紹介しましたが、この他の工場も含めて、旧革ジャン専門店時代から続く伝統をまもり、少しでもお客様にご満足頂ける革ジャンを提供が出来る様、スタッフ一同取り組んでおりますので、是非一度ニチワレリュームの革ジャンを手に取ってみて下さい。