お客様より、たまに「革って動物愛護的にどうなの?」「時代を考えたら合皮の方がエコでしょ?」とのご質問を頂くことがあります。

そこでお答えします。

実は革ジャンは、長持ちする、動物の命を無駄にしない、脱炭素にもつながる、という3つの点で、サステナブルな素材と言えるんです。


今回の特集は、そんな革ジャンがサステナブルな理由を解説していきます。


サステナブルである理由その1
革ジャンは長持ちするので地球にやさしい


革ジャンは、食肉用の動物から出る皮を活用しており、つまり革ジャンのために動物を飼育しているわけではなく、食肉文化の副産物として、命の一部である皮を無駄なく革ジャンとして利用しているのです。
また、安価な化学繊維や合皮には長持ちしない物も多い現代は、その分買い替えが増えて捨てる物が多くなり、地球環境への負荷も掛かりますが、一方で革ジャンは、それらに比べて長持ちするので、長い目で見ると、地球にやさしいエコ素材といえるのです。



サステナブルである理由その2
素材を余すことなく活用することがエコ


家畜として育てられた牛、豚、羊は、その大部分が食肉として私達の食卓に届けられます。
そして、皮をはじめとした動物のさまざまな部位は、他にも化粧品や医療、油脂、コラーゲン、ゼラチン、肥料などに、余すことなく使用されております。



サステナブルである理由その3
革製品を使うと、脱炭素にもつながる

もし革ジャンやその他革製品を作らなかったとしても、食肉などで皮は常に畜産から出続けます。
そしてそれら余った皮を廃棄や焼却すれば、その分る二酸化炭素が排出され、また革の代わりに合皮などの素材を作ると、さらに二酸化炭素の排出量は増えてしまいます。
つまり、本物の皮を活用して革ジャンをつくることは、脱炭素にもつながります。

 

このように、革は長持ち、動物由来、脱炭素の観点から、実はサステナブルな素材であるのです。

革ジャンを長く愛用し、動物由来の素材を余すことなく活用することで、地球環境に貢献してみては如何でしょう。

如何でしたでしょうか?
これからも革ジャン、ライダース、レザージャケットなど、本革製品をどんどんお楽しみください。